~実況アナの穴目八目~
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【大山千広】
グランプリの出場権をかけた激闘が続いたSG「第22回チャレンジカップ」は、明日(26日)いよいよ準優勝戦が終盤の9レースから11レースまで行われます。
それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのSG「第22回チャレンジカップ」準優勝戦展望をお送りします。
まず、準優・第9レースの展望です。メンバーは、①平本真之②茅原悠紀③湯川浩司④毒島誠⑤桐生順平⑥稲田浩二。ジワジワとパワーを仕上げた平本選手が、予選ラストも激戦を制しての1着をもぎ取り、準優の絶好枠を掴み取りました。
進入は、123/456の3対3の枠なり進入とすんなりと落ち着くでしょう。グランプリの出場ボーダー上にいる平本選手と茅原選手、さらに湯川選手にとって、優勝戦に駒を進めることが年末の大一番を走る絶対条件になってきます。加えて、地元開催というプレッシャーがかかる毒島選手も気合が相当入っている筈です。
ここは、逃げる平本選手に対し、茅原選手と湯川選手が肉薄するレースの流れになる公算が大と読みました。堅めの決着のフォーカス、1-2=3を軸に、1-2-4と1-3-4の4点勝負で攻めます。
次に、準優・10レースは、①濱野谷憲吾②井口佳典③馬場貴也④大山千広⑤徳増秀樹⑥中野次郎。池田浩二選手の欠場により、急遽繰上りでの出場となった濱野谷選手が快調なペースで予選を走り切り、予選2位で準優勝戦に駒を進めました。ただ、井口選手のスリット戦の勢いをいかに止めるかが、勝敗の大きなカギを握ります。また、SG3度目の出場で初の予選突破を果たした大山選手の成長は期待感が高まるばかりです。もし、徳増選手にコースを奪われ、大外回りになったとしても、機敏な動きで2着争いに加わる可能性も十分あります。
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1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。