~実況アナの穴目八目~

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市橋卓士

先月のヤングダービーに続き、今週は大渦大賞を開催しているBOATRACE鳴門に来ています。私は、今節の実況担当の桃井雄也アナウンサーのバックアップをしながら、レース場のFacebookやTwitterの更新業務に専念しています。

さて、「GI大渦大賞開設66周年記念競走」は予選4日間が終了し、準優勝戦にコマを進めた18選手が決まりました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナの「GI大渦大賞開設66周年記念競走」準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優・第10レースの展望です。メンバーは、①石野貴之太田和美菊地孝平木下翔太瓜生正義谷村一哉。何と、準優に進出した大阪支部の3選手が同じレースで戦うことになりました。

鳴門のSG2冠の実績が光る石野選手。持ち前のしり上がりにリズムを上げてきた流れは、プラスの要素になります。予選ラストの1枠でしっかりと逃げ切り、再現を狙う走りに持ち込むだけです。対して、2着・3着の軸として挙げたいのが、大渦大賞64周年・65周年と優勝戦2着の成績を残している木下選手。今回は、悲願のGIタイトルに闘志を燃やしています。菊地選手の仕掛けに乗って、トップ争いまで浮上する可能性も捨てきれません。フォーカスは、1-4-235と1-235-4の6点。穴は、4-1-235をお奨めします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。