~実況アナの穴目八目~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

永井彪也

予選得点トップだった吉田裕平選手が、最後に逆転されての3着に敗れての波乱となったプレミアムGI「第6回ヤングダービー」。いよいよ、6代目のヤングダービー覇者が明日(23日)決まります。

それでは、今回のコラムは、私・小林アナのプレミアムGI「第6回ヤングダービー」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①永井彪也福田宗平村岡賢人④豊田健士郎宮之原輝紀今泉友吾。東京支部が優勝戦に3人駒を進めるメンバー構成となり、絶好枠は悲願のタイトル奪取を目指す永井選手が掴み取りました。

準優勝戦を振り返ると、永井選手が勝った11レースは、木下翔太選手・宮之原輝紀選手とのデッドヒートになりました。厳しい状況に置かれながらも、人気に応える走りを披露した永井選手。苦しい環境を味わったことで、優勝戦にかける心構えは万全になった筈です。コース争いもなく、枠なりが濃厚なので、主導権獲りの核になることは間違いありません。

ただ、気になる要素があります。それが、3号艇の村岡選手です。伸び志向の仕上がりならば、内枠の選手の動向を見ながらの3コースカドを選択ということも考えされます。仕掛ける場面を作ると、波乱の配当を生み出すかもしれません。

加えて、台風17号接近の影響による風がどのようになるか?も、レースの大きなカギを握ります。このような場合、外枠勢のV争い進出も現実味を帯びてきます。そこで、注目したいのが、粘っこさが身上の6号艇・今泉友吾選手。2・3着の軸にして、私は今回のヤングダービーは高配当狙いを推奨します。

それでは、優勝戦のフォーカスです。1-6=流、3-6=流の16点。高配当期待でいきます。さらに、展開が生まれそうな2号艇・福田選手の頭で、2-6=流8点を押さえておきます。

今回、私はヤングダービーの表彰セレモニーのMCを担当します。果たして、オーシャンホールに優勝者として誰が登場するか!?台風を吹き飛ばすスピード満点の優勝戦を期待します!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。