~実況アナの穴目八目~

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松本晶恵

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松本晶恵】-->

平成30年の大晦日決戦「プレミアムGI第7回クイーンズクライマックス」は、トライアルを勝ち抜いた6選手がファイナルに駒を進めました。平和島という舞台の影響からか、波乱続きだったトライアルだっただけに、優勝戦もすんなりと決着しない予感が漂います。GIカップにふさわしいレースシーンが目立ちました。

それでは、今年最後のコラムは、私・小林アナのクイーンズクライマックス優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①松本晶恵山川美由紀遠藤エミ日高逸子守屋美穂寺田千恵。進入は、123/456の枠なり予想です。今回は2年前の再現となり、クイーンズクライマックスの優勝戦・1号艇を手にしたのは松本選手になりました。あの時の優勝戦は、竹井奈美選手が仕掛けたまくりを受け止め、見事に輝かしいティアラを身につけ、喜びを噛み締めていた姿が印象的でした。

ただ、今回の松本選手は、運をかなり味方にしているように私は感じます。どちらかというと、展開の良さが目立ったトライアルの3日間だったように見えます。インからのレースは、真の自力が必要になってくるので、本来の力を引き出せるかが微妙な気がします。さらに、大晦日のボートレース平和島はこれまでの寒波とは一変して、穏やかな水面になる予報が出ています。このコンディションに対応していく能力が問われてきます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。