~実況アナの穴目八目~

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武田光史

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武田光史】-->

久々に12月開催で行われてきました「開設65周年記念 GI北陸艇王決戦」は準優勝戦が終了し、優勝戦に駒を進めた6選手が決まりました。グランプリ出場権争いは既に終わりましたが、様々な思いで臨む選手が目立つ優勝戦メンバーになりました。

それでは、今回は私が実況を担当している小林アナの「開設65周年記念 GI北陸艇王決戦」の優勝戦展望をお送りします。

まず、優勝戦メンバーは、①武田光史松井繁山口剛杉山正樹佐々木康幸馬場貴也。最大のポイントは、武田選手が選手生活26年目に悲願のGI初制覇を地元水面で叶えることが出来るか!?に絞られる予定でした。もちろん、北陸艇王決戦の優勝小切手ボードを手にする姿を楽しみにされている三国のファンは多いことは私もわかっています。

しかし、最後の準優・12レースで松井選手が2コースから差して1着に入り、優勝戦の2号艇を手にした瞬間、V戦線争いは武田選手vs松井選手という構図になり、一気に見応えが高まることになりました。

松井選手は、この北陸艇王決戦が終わるとフライング休みに入りますが、来年春のSGボートレースクラシックの出場権をまだ持っていません。当然、北陸艇王決戦を優勝して、来年のSG戦線開幕戦に出場権を獲得したいと全神経を集中させていきます。

優勝戦の進入は、枠なりの123/456。あとは、「武田選手がノーミスで逃げ切れるか?」それとも、「松井選手が一瞬のスキを逃さずに差し切るか?」の2択になります。

それでは。優勝戦のフォーカスです。ここは、「武田選手の逃げ」か「松井選手の差し」。2選手どちらかの頭を軸にしますが、武田選手の頭の場合は2着の軸は松井選手ではなく、連日好脚ぶりが光る山口選手。1-3-流の4点をを本線にします。そして、松井選手が頭にしての2-1-流。少し変則的になりますが、2通りのレースパターンで狙い目を挙げましたので、ご了承下さい。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。