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【石野貴之】
【石野貴之】-->
「SG第21回チャレンジカップ」は準優勝戦が終了し、優勝戦に駒を進めた6選手が決まりました。予測できない進入争いや、見応えある優出を巡る激闘など、チャレンジカップにふさわしいレースシーンが目立ちました。
それでは、前回もお伝えしましたように、今回は私・小林アナの「SG第21回チャレンジカップ」と同時開催のGⅡ第5回レディースチャレンジカップの優勝戦展望をお送りします。
まず、チャレンジカップの優勝戦メンバーは、①馬場貴也②峰竜太③赤岩善生④石野貴之⑤毒島誠⑥片岡雅裕。SG初優出⇒初優勝⇒グランプリ初出場という劇的なドラマを馬場選手が演出できるか!?に尽きます。準優の1着タイム・1分44秒4と驚異的な数字を叩き出し、ますますクローズアップ度が高まってきました。半端ない緊張感を乗り越えて、SG優勝戦の1号艇を奪取した馬場選手の気迫は、ただただ立派の一言に尽きます。
しかし、勝てばグランプリ2ndの1枠が確実になる峰選手。さらに、優勝条件でグランプリ2nd進出が決まる赤岩選手と石野選手の意気込みも侮れません。コース争いでも、赤岩選手のピット離れが馬場選手には脅威の的ですし、馬場選手にとっては準優以上に神経を使う一戦になってきそうです。
優勝戦の進入は、枠なりの可能性が高いものの、132/456や312/456という予想も捨て切れません。そうなると、カド想定になる石野選手が多彩な決め手で抜け出すのが、私の穴予想と読んでいます。4-1-流と4-5-流を厚めに狙って、4-236-流は押さえでフォーカスに挙げておきます。
次に、予選5日間を勝ち抜いた6選手が駒を進めたレディースチャレンジカップ。優勝戦のメンバーは、①守屋美穂②今井美亜③日高逸子④小野生奈⑤山川美由紀⑥大山千広。当然、人気は守屋選手に集まりますが…。V争いは、強攻を軸にしている今井選手・日高選手・小野選手のうち、誰かが守屋選手に真っ向勝負を挑んでくる確率が高いと見ています。加えて、3着以内に入ればクィーンズクライマックスに出場できる大山選手が3連単の一角に絡むレース運びで、意外な高配当決着になると予想しました。
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1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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