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「プレミアムGI第5回ヤングダービー」は準優勝戦が終了し、優勝戦に駒を進めた6選手が決まりました。V候補ナンバーワンと高い注目を集めていた予選トップ通過の仲谷颯仁選手が敗れる大波乱…。さらに、予選得点3位の椎名豊選手も3着と優出漏れとなり、1号艇で唯一逃げ切った関浩哉選手が優勝戦の1号艇を手にする結果になりました。
それでは、前回もお伝えしましたように、今回は私・小林アナのヤングダービー優勝戦展望をお送りします。
優勝戦メンバーは、①関浩哉②松尾充③木下翔太④羽野直也⑤大山千広⑥安河内将。ちなみに、好枠の関選手と松尾選手が勝てば、デビュー初優勝がGIVという快挙になります。
ただ、優勝経験のない関選手と松尾選手にとっては、相当のプレッシャーがかかるのは間違いありません。しかも、全国発売のヤングダービーという舞台で、100パーセントの力を出し切れるか!?という不安が付きまといます。
加えて、6号艇の安河内選手のコース取りが???な状況で、進入の駆け引きという要素も内枠の2選手に厳しい環境を強いられることも十分考えられます。
進入は126/345や12346/5など、様々なパターンが考えられますが、優勝争いは尻上がりに好リズムになってきた関選手と木下選手の一騎打ちという結論に達しました。プラス、女子レーサー初のヤングダービー制覇に臨む大山選手を大穴候補として一考します。
それでは、ヤングダービー優勝戦のフォーカスです。本線は、1-5-流、1-流-5、3-5-流、3-流-5の24点。さらに、大穴狙いで5-流-流を100円ずつ流して、久々の多点勝負をしていきます。
実は、来年のヤングダービーが三国開催ということで、私も予選最終日から現地で観戦しています。生で観戦した準優勝戦は好レースの連続で、とても楽しみながら私は水面を見つめていました。可能ならば、優勝戦は是非BOATRACE浜名湖に足を運んで、若手レーサーの躍動する激闘を満喫することをお勧めします!!
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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