~実況アナの穴目八目~

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中村桃佳

若手レーサーの火花散る攻防が繰り広げられた「プレミアムGI第5回ヤングダービー」は予選4日間が終了し、準優勝戦のメンバーが決定しました。今回のヤングダービーで特に光ったのが女子レーサーの活躍で、何と5人が準優勝戦に駒を進める結果となりました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのヤングダービーの準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優・第10レースの展望です。メンバーは、①椎名豊羽野直也上條暢嵩木下翔太竹井奈美永井彪也。進入は、123/456の枠なりの可能性は高いのですが、木下選手がコース取りで1つでも内にという意識があれば、124/356や142/356になる可能性も捨て切れません。

準優最初・10レースのポイントは、2コース想定になるV候補の一角に戦前から推されていた羽野選手です。ドリーム戦は勝利しましたが、予選後半戦は3着や4着が目立ち、機力面での厳しさを物語っていました。一方、センター枠の上條選手や木下選手は徐々にペースアップしていて、優出争いに一角に加わる魅力は軽視できません。センター枠の仕掛け次第では竹井選手や永井選手の浮上も気になります。そこで、フォーカスは1=3-456と1=4-356を本線に推奨していきます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。