~実況アナの穴目八目~

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イン逃げ3連発で、実力者がファイナルの舞台に優勝戦に勝ち上がったBOATRACE浜名湖「SG第53回ボートレースクラシック」。いよいよ、春分の日の明日(21日)に優勝戦が行われます。ハイパワーモーター・47号機の威力をまざまざと見せつけた岡崎恭裕選手、持ち前の速攻を駆使した井口佳典選手、そしてトリを飾った白井英治選手の横綱相撲を観ているかのような立ち回りも、かなりの凄みを感じました。

さて、前回もお伝えしましたが、今回の「実況アナの穴目八目」は私・小林アナの「SG第53回ボートレースクラシック」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦のメンバーは、①白井英治井口佳典岡崎恭裕瓜生正義寺田祥峰竜太。大きな見どころは、貫禄の運びで絶好枠の利を活用する白井選手vs超節一級の機力で敵をねじ伏せる岡崎選手のガチンコ勝負に尽きます。人気は、準優を1着で勝ち上がった3選手に集まりそうですが、真っ向勝負で激突し合えば、大波乱の可能性も秘めています。

では、優勝争いの軸を誰にするか?私は、47号機を駆使する岡崎選手を本命にします。2度目のSG制覇を目指す白井選手ですが、過去の優勝戦1号艇は何度も辛酸を舐めています。そして、相手は、岡崎選手の隣にいる瓜生選手と大外からでも究極のハンドルワークで上位進出を狙う峰選手。3-46-流を本線に、3-125-4と3-125-6を押さえにして、計14点のフォーカスをお勧めします。

さらに、穴では岡崎選手のパワー仕掛けを利用して、鋭い差し切りを決める瓜生選手の頭流し、4-流-流の20点が気になる狙い目です。

2018年のボートレース界のスタートダッシュを決めて、主導権を握っていくのは誰になるか!?久々に、祝日が最終日となるSGレースの優勝戦をお楽しみ下さい!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。