~実況アナの穴目八目~

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仲谷颯仁】<!--

仲谷颯仁】-->

近畿地区選手権の優勝戦は、野添貴裕選手が19年ぶりのGI制覇という感動的なフィナーレになりました。マスターズ世代の頑張りと表彰式で見せた歓喜の笑顔に、私も思わず拍手を送ってしまいました。久々のSG参戦となるボートレースクラシックで、どのような戦いを見せてくれるか!?に、期待感は高まっていきそうです。

さて、今回のコラムはBOATRACE若松で開催されている「GI第64回九州地区選手権」の優勝戦展望をお送りしています。ここまでの地区選優勝戦予想は2勝2敗ですので、何とか九州地区選手権で下降気味の流れを止めたいと、新たな思いで狙い目を提供していきます。

優勝戦メンバーは、①仲谷颯仁羽野直也石川真二篠崎元志真庭明志池永太。九州地区のトップルーキー・羽野選手と仲谷選手が内枠を占めて、世代交代を顕著に表れるメンバー構成になりました。

GIの優勝戦は3回目になる仲谷選手。過去2度はいずれも6号艇での登場でしたが、今回は1号艇ということで、GI初制覇に最大のチャンスを迎えることになりました。将来性も豊かで、今後のボートレース界を引っ張っていく逸材として、九州だけでなく全国のファンから熱い視線が注がれることは間違いない仲谷選手。最大のカギは、仲谷選手自身の戦いに勝ち切ることに尽きます。

一方、相手は機力面で穴目になりそうな5号艇・真庭選手か枠不利でも大胆に攻め込む6号艇・池永選手が3連単の一角に絡んで、中穴配当が飛び出す予感がします。ここは、仲谷選手の単不動で、1-234-5、1-234-6、1-5-流、1-6-流の14点をを狙い目としてお勧めします。

怒涛の地区選ラッシュも、残すはBOATRACE児島の中国地区選手権のみとなりました。もちろん、中国地区選の優勝戦展望も次回のコラムでお送りしますので、お楽しみに!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。