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私の「実況アナの穴目八目」の読者の皆様、かなり遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年も、実況アナから見たボートレースの魅力をコラムに書いていきますので、宜しくお願いします。
さて、今年のスタートは三国の正月レースから始まり、東京体育館の春の高校バレー全国大会の取材、さらに実況を契約しているレース場の挨拶回りを合間に入れて、鳴門ボートの実況とイベント関連の取材と半月あまり仕事が続き、今は明日(18日)から始まる鳴門のルーキーシリーズの実況を担当するため、市内のホテルに滞在しています。
2018年最初のルーキーシリーズは、トータル的にもメンバーが豪華な顔ぶれとなり、ドリーム戦メンバーが①木下翔太②仲谷颯仁③白神優④堀本和也⑤菅章哉⑥近江翔吾とSGやGIに多く参加しているメンバーや今年の中四国のトップルーキー、さらに鳴門の正月レースウィナーと実況席に立つ私でも、久々に力の入る思いで臨むことになります。
加えて、今回はスポーツ新聞の紙面拡張やJLCの電話リポート(廣町恵三氏)と、ボートレース界全体がルーキーシリーズを盛り上げていこうという雰囲気がひしひしと伝わってきます。
そこで、今年1発目のコラムは、ドリーム戦の展望と今開催を通しての穴を提供してくれるお奨めレーサーをお送りします。
まず、ドリーム戦は先月の大渦大賞で優勝戦2着と奮闘した木下選手が自力でも一歩二歩抜けています。ただ、外枠の菅選手や近江選手の思い切りの良さが木下選手に肉薄してくると読んでいます。したがって、本線の狙い目は1-56-流の8点で、中穴配当を狙っていくのが賢明です。敢えて、穴を狙っていくなら、正月レースの再現で菅選手の一撃のまくりから、5-流-流の20点というのも一考してみてはいかがでしょうか。
次に、穴配当狙いに推奨する選手を3人挙げます。1人は、温水パイプを装着してから2連対率が急上昇しているモーター「38」を手にした福井支部の小寺拳人選手。そして、近況の戦績で万舟券の一角に絡むケースが増えている東京支部の鈴木雅希選手と愛知支部の黒野元基選手です。是非、この6日間は粘り強く狙い続けて下さい!!
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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