~実況アナの穴目八目~

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今年、2017年も残りは3日となりました。桐生順平選手が制したグランプリの戦いから息つく暇なく、26日から「プレミアムGI第6回クイーンズクライマックス(シリーズ戦)」の激闘が繰り広げられています。

そして、明日はメインのクライマックスはトライアルの最終戦、シリーズ戦は準優勝戦を迎えることになりました。

そこで、先週に引き続きまして、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのクイーンズクライマックスとシリーズ戦のレース展望をお送りします。

まず、シリーズ戦の準優勝戦からです。準優勝戦・8レースのメンバーは、①廣中智紗衣中村桃佳今井美亜小池礼乃日高逸子犬童千秋の6選手。初日のオープニングレースの勝利から快進撃を見せた廣中選手が絶好枠を手にしました。しかし、中村選手や今井選手の仕掛けが波乱を演出する予感がしてなりません。

ここは、3号艇をラッキーカラーと常々口にしている今井選手の頭から穴狙いを推奨します。廣中選手を3着までとして、3‐245-流の12点で、やや幅を広げてのフォーカスにします。

一方、点数を少なくして本命サイドの狙い目なのが、準優勝戦・9レース。メンバーは。①中谷朋子藤原菜希五反田忍谷川里江三浦永理渡邉優美。ここは、機力で勝る中谷選手の単不動です。相手も、好パワーを維持している五反田選手。逆に、2号艇の藤原選手は窮屈な位置で、厳しいと見ました。狙い目は、1‐3‐456の3点に絞ります。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。