~実況アナの穴目八目~
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BOATRACE三国「ヴィーナスシリーズ第10戦 三国プリンセスカップ」は優勝戦に駒を進める6選手が決まりました。そこで、前回もお知らせしましたが、今回のコラムはヴィーナスシリーズの優勝戦展望をお送りします。
まず、優勝戦メンバーは、①小野生奈②長嶋万記③平高奈菜④小池礼乃⑤山下友貴⑥倉持莉々。今シリーズを引っ張っていた小野選手と長嶋選手に対し、崖っぷちから這い上がってきた平高選手がどこまで食い下がれるか!?が、第一の注目点になりそうです。
今年の活躍ぶりを見ると、「レディースチャンピオン覇者・小野選手」vs「今年優勝8回とV量産の長嶋選手」という構図が浮かび上がるのは、大多数のファンの思いです。ただ、実力者2選手が、機力面で万全という仕上がりには到達していません。レース内容も小野選手の予選での1着数は3本と決して多くないし、準優もスタート勝ちの印象がありました。一方、長嶋選手も準優勝戦で倉持選手に捲り差しに入られ、一旦は先頭に立たれたシーンもあるなど、本来の勝負強さに疑問符が付きます。
そうなると、準優2着組の動向が穴党ファンの舟券に貢献すると読んでいます。まず、カドの4コースから攻めると想定される小池選手。そして、持ち前に冷静なコーナーワークが冴え渡っている山下選手です。また、念願の初優出で大外回りになりそうな倉持選手も優勝争いに加わるのは厳しいものの、2・3着争いに絡む可能性は十分秘めています。
そこで、狙い目です。まず、実力者からの本命サイドのフォーカスは、真の自力で勝る小野選手の頭から。相手は、小池選手と山下選手の思い切った攻めに期待して、1-45-流の8点です。そして、穴党ファンに推奨したいのは、小池選手と山下選手を軸にしたBOX勝負。145・245・345・456のBOXで、懐を温められることを期待したいと思います。
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1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。