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【中田竜太】
30歳未満のトップレーサーが火花散る攻防を繰り広げてきた「プレミアムGI第4回ヤングダービー」は、いよいよ明日(24日)優勝戦が行われます。久々のコラムになりましたが、今回は恒例となりました私・小林アナのヤングダービー優勝戦展望をお送りします。
優勝戦メンバーは、①中田竜太②木下翔太③大上卓人④片橋幸貴⑤椎名豊⑥仲谷颯仁の6選手。実績面から比較すると、今年春の丸亀京極賞を制した中田選手とGI戦線常連の木下選手が一歩抜け出す存在で、人気は内枠2選手に集まる可能性が高くなりそうです。
ただ、GⅢイースタンヤング制覇で今回のヤングダービーの出場権を掴み取り、優勝戦の舞台に駒を進めた片橋選手が4号艇になったことで、波乱の要素が出てきました。準優でも木下選手のまくり差しで抑え込まれながら、バックストレッチで一気に先頭争いまで持ち込んだパワーは、私はただただビックリしました。イースタンヤングで優勝した時の再現も、十分にありえると感じました。片橋選手がカドを取り切って、緊張を打ち破るゼロ台スタートを決めてきたら、実力者の内枠勢を一気に叩き切るシーンも予想されます。
さらに、片橋選手の仕掛け次第では、外の椎名選手や仲谷選手にチャンスが生まれてきます。穴狙いのファンにはたまらない展開が期待できることは言うまでもありません。
それでは、私・小林アナの狙い目です。片橋選手の仕掛けは脅威ですが、準優で椎名選手に完全にまくられながら、1周2マークに到達するまでに捕まえた中田選手が、格の違いを見せつけての逃げ切りを本線にしました。中田選手が逃げると、2コースから粘り込む木下選手と外枠の生きがいい椎名選手と仲谷選手絡みで、1-256-256の6点です。
これに対し、穴狙いは片橋選手の一撃から456-456-流しの24点で手広く攻めていきます。片橋選手の仕掛けに内枠勢が抵抗すれば、外枠の両立も魅力的ですので、100円でもいいので押さえてみればいかがでしょうか?
4回目になる今年のヤングダービーは、準優勝戦の1号艇の選手が全て3着に敗れ、優出漏れという荒れる結果となりました。果たして、優勝戦ではどのようなドラマが待っているのでしょうか!?将来のボートレース界を引っ張る若手レーサーの激突を、私は心を躍らせながら見ていきたいと思います。
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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