~実況アナの穴目八目~

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明日、ボートレース界最高峰のレース「SG第31回グランプリ」は最後のトライアル、一方の「グランプリシリーズ」は準優勝戦が行われます。

そこで、私・小林アナの「グランプリトライアル2」ラストと「グランプリシリーズ」準優勝戦のレース展望とお奨めの狙い目を紹介していきましょう。

まず、グランプリのトライアル2から。

11レースは2日間を1、3着としてグランプリ優勝戦の1枠獲りを目指す瓜生正義選手が1号艇を抽選で引き当てました。6号艇・石野貴之選手の動向は気になりますが、進入は123カド456か1236カド45のどちらかになるでしょう。充実感にあふれる瓜生選手の頭を軸に、展開を突くパワーが侮れない4号艇・辻栄蔵選手と5号艇・坪井康晴選手の2着狙いで中穴配当を。1-4-流、1-5-流の8点。

12レースは、グランプリ連覇を目指す山崎智也選手が1枠を引当てる強運ぶりを見せつけました。ここも2、3着の軸にしたいのが、大外枠でも脅威の存在になる菊地孝平選手。3号艇・井口佳典選手が機力劣勢なのを考慮して、1-2=6、1-6=5の4点を本線に、押さえに1-6=4の2点。

続いて、グランプリシリーズの準優勝戦です。

8レースは、5号艇・田村隆信選手のコース取りがカギを握ります。もし、コース取りで動いてくれば、舟券の軸は田村選手です。ここで優出切符を手に入れれば、来夏の地元・鳴門のグランドチャンピオンの優先出場切符を獲得できます。住之江なので、1号艇・茅原悠紀選手は無視できないので、1-5-流の4点を本線に、穴は田村選手の頭から5-流-流の20点です。

9レースは、予選得点トップに立った今垣光太郎選手が1号艇で登場します。1艇身の全速スタートをしっかりいけば、きっと逃げられる筈です。むしろ、私個人としては逃げて欲しいと思う気持ちが強くなってしまいますが…。軸は、攻めのバランスがいい4号艇・寺田祥選手と予選3勝を飾った5号艇・上平真二選手。1-4-2、1-4-3、1-4=5、1-5-2、1-5-3プラス1-3-4、1-3-5の8点と、やや手広く狙い目を挙げます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。