～実況アナの穴目八目～

伝統のダービーチャンプの座を手にするのは誰か！？いよいよ、BOATRACE福岡の「SG第63回ボートレースダービー」は、優勝戦に駒を進めた6選手が出揃いました。

そこで、今回は私・小林アナから見たボートレースダービー優勝戦展望をお送りします。

優勝戦のメンバーは、①瓜生正義②池田浩二③白井英治④松井繁⑤芝田浩治⑥坪井康晴の6選手です。九州を代表して、瓜生選手が1号艇で登場することで、福岡のファンから大きな声援が送られることは言うまでもありません。

ただ、予選から準優勝戦までのレース内容を振り返ると、得点トップで勝ち上がった雰囲気になっていないような感じが私はします。機力面での圧倒感という点では、若干不安な要素があるのではないでしょうか？

ご存知の通り、福岡の水面は決してインが強くありません。加えて、スタートから最初の1マークを攻める過程で、最も脅威な存在になるのが、この後にフライング休みを控えている3号艇・白井選手。グランプリ出場の選考となるラストレースになるので、全ての力を振り絞って、人気の瓜生選手に対して、果敢に挑戦をしてくる筈です。

これらの要素を総合すると、瓜生選手を軸にした予想は、私個人としては挙げにくくなります。逆にいえば、あまり本命の予想を好まない私にしては、絶好の機会といえます。

では、私・小林アナが推奨するボートレースダービーの狙い目を紹介します。まず、中穴の配当を狙いたい方は、池田選手の差し切りを軸に、2-1-流と2-流-1の8点です。決して、近況のSGで満足な結果を残していない池田選手が、久々に快調なレースを披露しています。こういうチャンスを逃さないのが、池田選手の魅力です。敵の一種の隙を着実にとらえ、池田選手の十八番である至高のハンドルワークを見せてくれそうです。