~実況アナの穴目八目~

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ファン投票によってメンバーが選出された「SG第43回ボートレースオールスター」は、優勝戦に駒を進めた6選手が決定しました。私個人としては、中島孝平選手が優出漏れしたのは残念でしたが…。

そこで、今回は私・小林アナのオールスター優勝戦展望をお送りしていきます。

優勝戦のメンバーは、①平本真之重成一人松井繁峰竜太岡崎恭裕服部幸男。重成選手と同じ得点率(8.00)ながら、1着数の多さで平本選手が予選トップ通過を決め、準優勝戦も人気に応えて、優勝戦の1号艇をもぎ取りました。

実は、平本選手が予選3日目に5号艇で1着を獲ったレースがありました。そのレース内容やモーターの仕上がり具合を見た時に、「優勝に辿りつく流れになっている」と私は直感しました。一昨年末のグランプリシリーズでSG初制覇をしていますが、平本選手自身にとって「真のSGタイトルを」という強い思いを持っているはずです。SG優勝戦の1号艇も、5年前(第21回グランドチャンピオン)に経験済で、気負いの部分でも問題はないと見ました。狙い目の本線は平本選手の頭中心で舟券を組み立てていきます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。