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【大山千広】
BOATRACE三国ではオールレディース開催の真っ最中です。得点トップの独走態勢だった平山智加選手が、予選最終日のレースでの怪我で戦線離脱となり、V戦線争いはますます混沌となってきました。果たして、雪景色に囲まれた三国で、誰が今年夏のレディースチャンピオンの優先出場権を獲得出来るか?残り3日間の激闘で、どんなドラマが生まれるかを楽しみにして下さい。
ところで、三国のオールレディースに続いて、2月23日から江戸川のオールレディースが始まります。この開催に出場する選手の中で、私が一番注目したいのが116期の大山千広選手です。
卒業記念レースでは「やまとチャンプ決定戦」に出場して、デビュー前から潜在能力の高さを期待されていました。加えて、母が大山博美選手ということも、注目度を高める要因となりました。
しかし、デビュー期にやまと学校の優秀選手に与えられるB1級レベルの斡旋が約束されながら、立て続けに2本のフライング…。実戦を経験できない辛さを痛いほど味わいました。
「実際のレースの厳しさは、普段の練習とは全然違うので、フライングによる3ヶ月の休みは、レーサーとしては一歩も踏み出していない状況に置かれています。母には『今期は絶対にフライングを切ったらダメだよ』と当然言われていますし、どうしても気持ちで我慢して攻められない葛藤がありますね」
それでも、旋回のスピード力はキラッと光る部分はありますし、道中の競り合いも格上の選手と堂々と戦い抜く場面は少なくありません。
今の苦難を乗り越えて、本来の地力を発揮してくる時は、そんなに遅くない筈です。江戸川初登場ですが、今のうちに高配当舟券を狙える1人として、チェックすることを絶対にお奨めします。
ちなみに、マクールの雑誌の中で、博美選手と千広選手が一緒に写真撮影した姿がありました。千広選手に聞くと、「母の方が恥ずかしかったんじゃないかと思います(笑)私自身は取材などが多くて、そんなに意識することは無くなりました。ただ、母と一緒の取材ばかりなので…私がもっと成績を残して、1人で取材をしてもらえるように、1日でも早く周囲に認められるレーサーになるように、実力をもっとアップしていきたいと思います」
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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