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昨年から大晦日決戦となった「プレミアムGIクイーンズクライマックス」。今年で4回目となった賞金女王の座をかけての戦いは、ついに優勝戦に進出した6選手が決定しました。今年最後の「実況アナ・小林習之の穴目八目」は、クイーンズクライマックスの優勝戦を展望していきます。
クイーンズクライマックス優勝戦(賞金女王決定戦)のメンバーは、①三浦永理②鎌倉涼③寺田千恵④川野芽唯⑤大瀧明日香⑥平高奈菜。2度目のクイーンズクライマックス制覇を狙う三浦選手に絶好枠が回ってきました。
トライアル最後のレースで、川野選手に差しを許して2着になったものの、枠番有利の流れは変わることなく、三浦選手が1番人気に推されること言うまでもないです。しかし、三浦選手がインから王道の逃げを決められるか?ということには、不安な面が出てきます。
隣の2号艇に機力面ではトップ級と私は見ている鎌倉選手が座りました。この位置は、三浦選手にとってはかなりの脅威になることは間違いありません。
さらに、最も怖い存在になってきたのが、11Rトライアル最終戦を1着で勝ち上がり、ポイントで同じだった遠藤エミ選手を上位着順の差で上回り最後の優出切符をもぎ取った平高選手。1走目は痛恨のミスで6着に敗れながら、崖っぷちから這い上がってきた底力は、不利な外枠を克服してくる雰囲気を漂わせています。
それでも、「6枠だから6番人気?」に関しては、私は疑問です。逆に、平高選手の2着や3着だと穴目の人気になるので、配当面は思ったよりも期待出来ないオッズになるかもしれません。
そこで、思い切って平高選手得意の外からの大胆なまくり差しで、1周1マークを突き抜けるという展開を描きました。「頭まではチョッと…」と、6頭の狙い目までは手控えるファンも多いのではないでしょうか。
私の予想は、「6-流し-流しの20点」を本線。押さえで、パワー上位の鎌倉選手から平高選手絡みの8点。2-6=流しです。今回の大晦日のなでしこ決戦は、100期の選手がカギを握る!!と確信しました。
最後に、11レースの「GⅢクイーンズクライマックスシリーズ」優勝戦の狙い目も紹介します。絶好枠の平山智加選手には「死角なし」と見ました。逃げる確率は、かなり高いと思います。ならば、2着と3着の軸に大外枠の岩崎芳美選手。準優勝戦で見せた粘り強い逆転劇は、優勝戦でも見せ場を作る予感がします。1-6=流しの8点。
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1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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