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グランプリとクィーンズクライマックスの出場権を争う最後の戦い、BOATRACE芦屋の「SG第18回チャレンジカップ/第2回レディースチャレンジカップ」は、厳しい戦いの末、それぞれ優勝戦の出場メンバーが決まりました。
そこで、今回のコラムは、私から見た「チャレンジカップ&レディースチャレンジカップ」の展望をお送りします。
まず、レディースチャレンジカップの優勝戦からお送りします。メンバーは、①寺田千恵、②三浦永理、③大瀧明日香、④平高奈菜、⑤宇野弥生、⑥川野芽唯です。機力面とリズム面を総合すると、「寺田vs三浦」の構図が出来上がります。1-2と2-1に加え、1-3=4といった舟券がかなり人気を集めることは間違いありません。
ただ、センター枠には自在性豊かな平高選手や大瀧選手が構え、スタート力が魅力の宇野選手が敵にプレッシャーをかけてきます。そして、大きなツキを味方に優出6番目の切符を手にした川野選手の存在も軽視できません。
ここで、私が気になるのが芦屋をホームプールにしている川野選手。香川素子選手が予選ラストで6着…。上位着順の差で、川野選手に優出の吉報が届く結果になりました。こんな偶然に遭遇することはなかなかありません。特に、クィーンズクライマックスの出場権を得るには優勝しかない宇野選手のスタートは魅力いっぱいで、隣につける川野選手にもチャンスが巡ってくるはずです!!
そこで、私の見解です。
進入は、123/456の枠なり進入です。本線は寺田選手の頭固定で、ラッキーでかつ機力上昇一途の川野選手に。1-6=流の8点。そして、大穴は宇野選手のスタート一撃から5=6-流に、6-流-流を押さえてください。
続いて、チャレンジカップの優勝戦についてお送りします。メンバーは、①笠原亮、②太田和美、③石野貴之、④守田俊介、⑤辻栄蔵、⑥吉田拡郎です。
10年前、ボートレースクラシック(総理大臣杯)以来、2度目のSG制覇を目指す笠原選手が、優勝戦のポールポジション枠・1号艇を自力で勝ち取りました。つい最近まで、A2級落ちの屈辱を味わった思いを乗り越え、4月のGⅡモーターボート大賞(開催場・BOATRACE桐生)を制してから、地元のボートレースダービーでSG戦線に復帰するなど 、笠原選手自身が本来の姿を見せてきています。
一方、冷静なハンドルワークを武器にしている太田選手は、差しに照準を絞ります。ここは、笠原選手と優勝争いは五分と見ました。
そして、メーカー機の4号艇・守田選手と追い上げるレースで勝負に持ち込む5号艇・辻選手が2、3着争いの一角に食い込んで、進出のチャンスを伺うと読みました。
それでは、私の見解です。
進入は、こちらも123/456の枠なり進入です。本線は1=2-45の4点、押さえで1-4-2、1-5-2の2点をお薦めします。
優勝戦はもちろんですが、グランプリとクィーンズクライマックスの出場権をかける戦いは、明日も白熱さを極めます。特に、昨年のクィーンズクライマックス覇者・日高逸子選手の勝負駆けは絶対に見逃がさないで下さいね!!
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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