~実況アナの穴目八目~
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17年ぶりのSG開催でジワジワと盛り上がりを見せている「SG第20回オーシャンカップ」。最近、知り合いから「開催終盤の土日は、レース場近くはもちろん、福井市のホテルや旅館の予約が取れない。何とかならない?」と声を聞きます。色々な要因はありますが、三国でSGレースをすることは、その一部になっているはず!!何とか、BOATRACE三国の現場に足を運ぶファンの皆さんにあらゆる面で楽しんで欲しいと、私は願うばかりです。
今年に入って、BOATRACE三国はファンの集客の高いグレードレースについて、旬で著名なタレントを呼ぶようになってきました。2月のGI北陸艇王決戦では「日本エレキテル連合」を呼び、今回のオーシャンカップは、「バンビーノ」や「8.6秒バズーカー」といったリズムネタで最強レベルのお笑いタレントを呼ぶなど、かなり力を入れてきています。
この流れを作ったのが、昨年4月に施行者である「武生三国モーターボート競走施行組合」の現場のトップに就任した高山良則事業局長。SGレース開催を絶好の機として、何とか普段の入場者減少を食い止めようとする意図が伝わってきます。
「レース場内を回ってみると、BOATRACE三国の入場者は普段の日曜で1,000人から多くて2,000人いくかどうかな~というのが現状です。事業局長に就任する前も、何年かはボート場の現場に携わっていたんですが、三国にファンが来てもらうことに対して、どのようなことをすればいいのか?という方向性がハッキリしていないことを痛感しました。もちろん、電話投票キャンペーンを強化したり、他のレース場やボートピアなどに舟券発売を協力して頂くためにコミュニケーションを多く図ったりすることと同時に、多くのファンの方にBOATRACE三国本場に来てもらって、知ってもらいたい。そして、『三国にまた来ようかな』と思ってもらいたい。SGなのに、中途半端なイベントをすれば、レースのイメージを悪くするばかりです。イベントの発表した時も、『最近、お客さんのニーズに応えようとしていますね』と言って頂くので、励みにしています。是非、17年ぶりのSGをするBOATRACE三国の空気を満喫してもらえればと思って(笑)。
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1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。