~実況アナの穴目八目~

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地区選手権の幕開けとして、関東(ボートレース戸田)と近畿(ボートレースびわこ)がいよいよ始まりました。関東地区選は山崎智也選手が人気に応えた一方で、近畿地区選は今垣光太郎選手が2コースからまくりを決め、3万円台の高配当が飛び出すという対照的な結果となりました。

さて、関東地区選は初日に続き、2日目もドリーム戦(ウインビードリーム)が実施されますので、レースのポイントと私・小林アナの狙い目をお送りします。

メンバーは、①桐生順平石渡鉄兵須藤博倫④熊谷直樹⑤毒島誠中田竜太の6選手が激突します。

戸田では絶対的な信頼のある桐生選手が絶好枠と言うことで、人気の中心になることは間違いありません。ただ、コメントとしては「中間速からが???」と不安感が伝わってきます。

私が初日のレースを見て、パワー的に好感を持てたのが、大外枠となった中田選手。このウインビードリームを上手く乗り越えると、関東地区選の台風の目になる可能性が高くなってきます。

さらに、気風のいい熊谷選手がカドの4コースに入り、5号艇には近況好調の毒島選手がいると、中田選手の出番は十分考えられます。

ここは、イン想定の桐生選手を思い切って狙い目からは外して、中田選手を舟券の軸に推奨します。

あと、メンバーの中で最も安定感をキープしているのが毒島選手。この2選手を軸に、3連単BOXを中心にした狙い目を書きます。

加えて、好モーター・好ボートで、初日を②着・③着と気配良好の3号艇・須藤選手。混戦で粘り切る可能性がある2号艇・石渡選手は②着・③着候補がどうしても気になるので…。

結論は、④⑤⑥BOX、③⑤⑥BOXに、押さえで⑤⑥-②⑤⑥-②⑤⑥の16点で高配当狙いでいきます。

初日のドリーム戦は本命サイドの決着なら、2日目のドリーム戦は波乱になる予感が漂います。高配当狙いのファンには、是非お奨めしたい関東地区選の2日目ドリーム戦になることを私は願っています!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。