~実況アナの穴目八目~

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先月の三国レディースチャンピオンが終わり、少しずつ本来の生活ペースに戻り始めている小林アナです。

さて、現在はBOATRACE徳山で「GI徳山クラウン争奪戦」熱戦が繰り広げられています。とにかく、今月のGI戦線はドラマチックな優勝戦が続きました。児島で優勝した川崎智幸選手は、24年ぶりの地元周年記念覇者が誕生!! また、桐生はコース取りからつば競り合いの末、山崎智也選手が鋭いまくりを決めての優勝!! ファンの多くがワクワクしたレースが続いたのではないでしょうか。

ところで、来週のBOATRACE戸田の「GIヤングダービー」に出場する選手が、全国各地の一般開催を走り、スピードあふれる戦いを見せています。

日中は、色々な雑務がありましたので、レジャーチャンネルを見るのは、ナイター開催がどうしても多くなってしまいます。

さて、開催真っ只中のBOATRACE若松の「若松かっぱ杯」で走っている選手の中で、これから間違いなく舟券に絡み続けて、高配当の提供していく、キラキラと光る逸材を発見しました。それが、今年の春にデビューを果たした114期生の女子レーサー、香川支部の中村桃佳(なかむらももか)選手です。

予選2日目の10レース、メンバーは①鎌倉涼渡邉優美小野生奈矢野真梨菜中村桃佳赤井睦。レースは、小野選手がスタート一気にまくって、マークした矢野選手が差して、さらに赤井選手も好旋回してトップ争い。2マークで、小野選手と矢野選手の競り合いとなって、小野選手が勝利を飾りました。一方、3番手で走っていた赤井選手に猛然と追い上げてきたのが、デビュー間もない中村選手。一旦は、逆転して3着を走っていましたが、最後は赤井選手に再逆転されて、悔しい4着…。しかし、潜在能力の高さを秘めていることを、私は確信しました。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。