~実況アナの穴目八目~

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「夏の高校野球千葉大会」の実況アナウンサーの仕事が無事に終わりました。今年は、5回戦(ベスト16)のゲームでトータル4時間半にわたって実況したり、夏の甲子園初出場を決めた東海大望洋高校の優勝監督インタビューをしたりと、貴重な体験が出来ました。

ところで、今日(月曜日)ですが、1ヶ月ぶりに三国ボートの実況をしました。やはり、野球と違って、短時間で喋り切るという独特のプレッシャーを久々に感じました。来節は、いよいよレディースチャンピオンが開催されるということで、私自身も昨年の鳴門とは一味違った緊張感を味わっています。

今日は、もう一つ大事なことがありました。それが、SG審判委員長と副委員長との打ち合わせです。気づいているファンの方も多いと思いますが、三国の今シリーズの実況放送は、普段と違うところがあります。それが、フライングや失格のコールを審判委員長がしていないことです。今年度のSGとプレミアムGIに関しては、この事項が統一されていて、実況アナウンサーもこのことに対応していかなければなりません。なので、今シリーズは次節のレディースチャンピオンと同じ放送形式で実況が進められています。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。