~実況アナの穴目八目~
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BOATRACE三国のGW開催「第22回湯の花賞」の優勝戦は、人気の今垣光太郎選手と室田泰史選手がフライングという大・大波乱に…。実は、私が三国の優勝戦で今垣選手のフライング実況したのは初めてで、今でもショックな気持ちでいっぱいです。
今も気持ちが引きずっていますが、話題を変えます。
三国のレディースチャンピオン(女子王座)の出場権を巡る争いが佳境になってきました。5月9日から、BOATRACE徳山で「GⅢスポーツニッポン杯争奪 オールレディース戦」が始まります。
今回、前検日前日(5月7日)に地元のホテルで前夜祭を行うなど、傍から見てもこのオールレディース戦にかけるBOATRACE徳山の関係者の意気込みが伝わってきます。開催中の土曜日(10日)には、小野生奈選手と浜田亜理沙選手のトークショー。さらにプラスして、事前に応募をかけて抽選で当たった20人のファンを対象に、イベント終了後に「すなっちSCHOOL」と銘打ったスペシャルファンミーティングを実施します。
偶然ですが、今年1月にBOATRACE徳山のオール女子戦の取材に伺った時、企画宣伝の担当者のみなさんと話をする機会がありました。BOATRACE徳山の企画宣伝部隊は、係長クラスのリーダーを含めて3人。決して、人数としては多くはありません。しかし、BOATRACE徳山を何とか盛り上げようとする熱い思いは、ヒシヒシと伝わってきます。そして、ファンサービスの芯となっているのが、「お客さんが求めるモノを常に考え、そして素早く実行しておく」ことです。このポリシーは、聞けば当たり前のことなのですが、なかなか出来ないのが現状です。
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1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。