~実況アナの穴目八目~

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急激に春の陽気に包まれる雰囲気になりまして、ボートレースの観戦にはもってこいの季節になってきましたが、ファンのみなさんはいかがお過ごしでしょうか?

ところで、BOAT RACE三国のレディースチャンピオン(女子王座)の取材で、今週末はBOATRACE下関にいます。その流れというわけではないのですが、今日(4月4日)はやまと学校で行われた第116期生の入学式にお邪魔をしました。

116期生として入学したのが37人。その中で、私は一番気になっていた、特別試験でただ1人合格した富山県出身の寺垣光(てらがきひかり)訓練生に取材をしました。

「富山」と聞いて思い浮かべる女子選手といえば、今年の2月に尼崎女子リーグで初優勝した今井美亜選手です。実は、寺垣訓練生は今井選手が通っていた富山県立水橋高校カヌー部の1年後輩にあたります。

「高校を卒業する時に、今井さんに相談をして、ボートの試験を受けようかと悩んだんですけど、カヌーでオリンピック出場にチャレンジしたいと思って、大学に進学しました。在学中は、カヌーのスラローム部門のU-23日本代表に選ばれて、世界大会にも出場しましたが、それ以上は厳しかったですね。実は、高校を卒業したときからは、今井さんとずっと連絡を取り合っていて…。そして、大学4年になってから、もう一度真剣にボートレーサーになろうと考えて、秋に受験をして1回で合格しました。今井さんが走っている姿はとてもカッコいいし、今からワクワクしています。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。