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先週は「GI賞金女王決定戦」ウィーク、今週は「SG賞金王決定戦」ウィークと、師走の忙しさに呼応して、ボートレース界は慌ただしく動いています。賞金女王決定戦は、平山智加選手が待望のオール女子のGIタイトルを獲得しましたが、一方の賞金王の称号は果たして誰の手に渡るのでしょうか???
ところで、優勝すると三国女子王座決定戦の優先出場権が手に入る賞金女王シリーズ戦は、常に冷静な走りを展開した山下友貴選手がV。表彰式で、嬉しさ一杯の笑顔を見せていたのが印象的でした。また、表彰式の前に優先出場パスポートを持って写真撮影する打ち合わせの話をすると、「女子王座の優先出場権が貰えるんですか??? 優勝も嬉しいけれど、王座の優先出場権を手に出来たのは、とても嬉しいです」と、意外な表情を見せながらコメントが返ってきました。実は、「この賞金女王シリーズは、女子王座の優先出場権はない」と思っていた出場女子選手が多かったようです。
これまで、登録16年未満の「GⅢ女子リーグ戦」の優勝者に、女子王座の優先出場切符がついてきました。しかし、今年の夏にグレードの見直しが「一般財団法人 日本モーターボート競走会」から発表され、来年度以降は、オール女子戦がGⅢ扱いになりました。したがって、女子王座の優先出場切符はオール女子戦の勝者に移行されます。但し、既に来年3月までの女子リーグとオール女子戦の日程は決まっていますので、「平成25年度に関しては、鳴門女子王座以降のオール女子戦の勝者に、三国女子王座の優先出場権が与えられる」という例外規定の文章が付け加えられています。
つまり、「芦屋賞金女王シリーズ戦=オール女子戦」ということで、この例外規定に当てはまることになったのです。私も、「賞金女王シリーズに女子王座の優先出場権はあるの??」と疑問に思い、競走会に問い合わせをしたくらいです。それにしても、改めてルールの移行期間の時は、ファンにアピールしていく難しさを痛感しました。
さて、今年の私の年末は例年以上に慌ただしく動き回ります。三国新鋭リーグを実況した後、平和島オール女子戦の取材に直行!! 終わったら、すぐ三国に戻って、初夢賞(三国の正月レース)の実況をします。まだまだ、私の三国女子王座をPRするオール女子戦の取材は続きます…。
1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。
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