~実況アナの穴目八目~

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いよいよ、「GI第2回賞金女王決定戦」は、頂点を決める戦いが間もなく行われます。私・小林アナも、来年の三国女子王座の取材で、前検日から2日目まで、現場の芦屋ボートにいました。決定戦は、1枠を巡る争いが熱も帯びていましたし、シリーズ戦は序盤から波乱の連続という印象でした。

さて、来年の女子王座の実況を担当する私にとって、今回の賞金女王決定戦とシリーズ戦のフィナーレがどのようになるか!? 気になって気になって仕方がありません。

そこで、この場をお借りして、私自身が描く決定戦・シリーズ戦を占っていきましょう。

まず、決定戦は抽選も含めて、全て1号艇になった平山智加選手。白の勝負服は、どうも平山選手が相当好きなようです。

ただ…、過去に女子の頂点を決める戦いで、これだけ1号艇が回ってきて、なかなか栄光を手に出来ないというものも、平山選手の宿命なのかもしれません。

そして今回も…。平山選手にとって、楽でないことを象徴しているのが、今回の決定戦のメンバー構成です。カドの想定となる4号艇に、同じ香川支部の先輩・山川美由紀選手が入りました。山川選手は、これまで女子王座を3度制し、四国地区選を1度制しています。実は、その時の山川選手の枠番は、女子王座が6号艇・4号艇・4号艇。四国地区選は6号艇です。内枠でのVは、一度もありません。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。