ボートレース琵琶湖

湖が渇水するとスタートが合わず

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びわこの水位が下がっています。12月21日現在で-72cmです。1994年に-123cmまで下がった記録があります。水位が下がり、プロペラが破損するというので2マークのバッグ側を浚渫したこともあります。

水位が下がってレースに大きく影響するのがスタートです。選手はレース場ごとに自分なりの目標物を定めており、その通過時刻と見え方でスタートを修正して行きます。水位が下がると目標物の見え方が変わってきます。空中線の高さは変えられますが、他のものは変えられません。選手が「風景が違う」とコメントするように、見え方が変わると自信を持ってスタートができません。行くべき選手が行かないと、その選手の動きをマークする選手もスタートで遅れます。特にシリーズ序盤はスタート勘の修正ができていないので、スタートが不揃いになります。波乱を想定した舟券を準備してください。

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桧村賢一（コラムニスト）

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」（サンケイブック）「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。