石渡鉄兵
石渡鉄兵

決め差しが高配当を呼ぶ

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ボートレースメモリアルの最終日に、3連単25万5150円の超高配当が飛び出しました。天候の急変があったとはいえ、石渡鉄兵の6コースからの作戦勝ちでした。石渡といえば伸び型に仕上げて、4コースからのまくりを得意としている選手です。

しかし、このレースでは大外6コースでした。対戦メンバーは4号艇に寺田祥、5号艇に西山貴浩です。どちらかがまくりで攻めることは想定できます。石渡が取れる作戦は決め差ししかありません。この作戦が見事にはまったレースでした。

内側に差しやまくり差しに構える選手がいたら、6コースからの決め差しは後手を踏むだけです。決め差しは内側が攻めるという前提で成立する技です。メンバーを見て、該当するようなレースがあれば、決め差しをする選手のアタマ、ヒモで高配当狙いに徹してください。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。