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過去5年間の優勝者の成績を調べると、共通項があります。それは予選で一度も着外落ちしていない点です。序盤2走を2連勝の選手が3名もいます。序盤から飛ばしている選手が勢いに乗って優勝するパターンです。モーターの裏付けも必要です。予選オール3連対、準優1着の選手を探せば、優勝者が読めます。優勝者は当然6枠を克服しています。
細川裕子(愛知)進入=6666666666
6枠勝率5.60 着順・④③③②④③④④④①
6枠なら6コースからです。スタート勝負をせずに、遅れ気味に行って、そこから全速で攻めます。外から外へと回す走りになるので1着は条件付きですが、大敗はしません。2、3着受けに向いています。
寺田千恵(岡山)進入=5665666566
6枠勝率5.30 着順・②③⑤②①⑥③①⑥⑥
ベテランなので6枠でも5コースに入ることが多いようです。5コースからのレースだと2、2、1着です。明らかに勝ちに出ているのが分かります。スタート展示でコースを動いていれば軸にしてください。
鎌倉涼(大阪)進入=6666666666
6枠勝率4.00 着順・③⑤②④④④⑤③⑤⑤
コース取りで無理をしていません。まくりを得意としている選手だけに、6コースからだと1Mが遠いようです。舟券絡みは3回と成績が良くても6枠の時は評価を下げた方が良いかもしれません。
高田ひかる(三重)進入=6666666666
6枠勝率3.10 着順・⑥③①③⑥⑥⑥⑥⑤⑤
超伸び型にするので6コースからの一発を期待したくなります。一発が決まったのは1回のみですが、びわこ「秩父宮記念」で男子を相手にしてのまくり差しでした。女子戦だと苦戦しています。外した方が良いかも。
渡邉優美(福岡)進入=6665645666
6枠勝率4.60 着順・⑤③④①⑥②③③⑤⑥
内寄りで活躍した選手だけに、4コースまで動いています。成績の方は1、2、3着が5本。舟券に絡めておいた方が良いようです。大人しく6コースの時は3着までと、分かりやすい着取りをしています。
※6枠勝率は得点加算をしていません。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
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