SGの裏開催は本命の山

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今週はボートレース徳山で「第33回グランドチャンピオン」が開催されています。SGの優勝戦完走者に出場資格が与えられます。たまたま強力なモーターを手にして優出した選手もいます。巡り合わせが悪くSGで活躍できなかったA1級は徳山に行かず、短期決戦の他のレースはに行きます。グラチャンの時はルーキーシリーズも開催されるので、一般戦は若手の有力選手もいません。そんなところにSGやGIで活躍するA1級が行くと、どうなるかです。モーター以前の問題です。タイトル戦も少ないので、強力モーターがお蔵入りしているかもしれません。

SGの全国発売が始まった頃は、その期間中は場外発売で本場開催がありませんでした。しかし、それではSGを開催した場だけの売上が上がり、他のレース場は割りを食うというので、裏開催をするようになりました。A1級を各地にうまく分散して斡旋しています。そんなA1級が勝つので本命レースが増えます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。