浜名湖

第68回ボートレースメモリアルの舟券作戦

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●メモリアルの出場資格と選出方法


1 A1級とする。ただし、優先出場については、この限りではない。
2 優先出場者
 イ 前年度当該競走の優勝者
 ロ 前年度グランプリ優勝戦出場者
 ハ 当該競走の直前に開催されたSGの優勝者
3 当該競走を開催するレース場を除くレース場から推薦された者
4 当該施行者の希望する者
5 選出除外
 イ 優先出場を除き、選出期間の出場回数が160回未満の者。

開催レース場の地元選手に期待するな


メモリアルはボートレースの発祥を記念するレースとして創設されました。初期は施行者の希望で出場選手を決めていましたが、第41回(95年・三国)から、開催レース場を除く他の23場から1人ずつ推薦、第58回(12年・桐生)から2人ずつに変更になりました。
レース場から2人を推薦するルールになってから、出場選手の実力格差が大きくなっています。東京支部のように江戸川、平和島、多摩川と3つのレース場も持つところは6名出場できますが、大阪は住之江だけなので2名です。複数場持つ支部の出場選手のレベルが落ちます。そのせいもあって、メモリアルの現役選手の優勝者は、毒島誠が3回、寺田祥瓜生正義2回、菊地孝平今垣光太郎2回と複数回優勝する選手が目立っています。地元からの優勝になると寺田(下関)、瓜生(福岡)があるくらいで、地元優勝は稀です。地元のアドバンテージはないと思っても良いでしょう。

浜名湖のモーターのS評価は66、18、31号機


浜名湖のモーターについては浜名湖ボートのHPに詳しく載っています。モーター整備を担当しているのは「ボートエンジニアリング」で中間整備の情報などもアップしています。最近では31号機がキャリアボデーを交換しています。7月戦ではベテランの岡本慎治がカドまくり、6コースからまくり差しを決めるなだ大活躍したモーターです。お盆シリーズでは結果を出せませんでしたが、秘めたパーワーを持っています。 担当記者がS評価をしていのは66、18号機です。66号機は伸び型に仕上がる傾向で、ダッシュ戦で出番ありです。18号機はお盆戦で板橋侑我が1着を並べたモーターで、こちらも伸びが光っています。モーター次第でだれでも優勝できるのが最近のSGです。序盤は選手名で舟券が売れるので、思い切ってモーター勝負をしてください。広い水面だからこそ、モーターの力が勝負を決めます。

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。