尼崎

尼崎・オーシャンカップの舟券作戦

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●8、9、10Rに3連単の万穴が飛び出す

甲子園の浜風がボートレースに大きく影響するのは、晴天の午後からのレースです。12時頃から吹くようになり、15時頃が一番強くなります。最終レースは弱くなります。強く吹くのは8Rから11R頃まです。 昨年7月の尼崎のレースは20日間開催されましたが、8R~11Rで16回も万穴が飛び出しています。内訳は、8R3回、9R6回、10R4回、11R3回です。この時間帯のレースでは、まくりやまくり差しを想定した舟券が必要になります。特に1コースにスタートの決まっていない選手がいれば、まくり想定の舟券を考えて下さい。 該当するレースで買っておきたいのは、「3」を絡めた234、345、356のボックスです。

●尼崎の展示タイムで、本命か穴になるか判断

1コースに不安ありかどうかの判断基準になるのが展示タイムです。尼崎の展示タイムは自動計測に加え、計測位置が違います。周回展示の2周目1マークを回ってスリット裏に行くまでの中間地点から計測を始めます。加速性能が展示タイムに反映されるのです。尼崎で1コースが展示1番時計をマークしたときの1着率は68.4%と高めですが、3連単の万穴が飛び出したほとんどのレースで、1コースが展示1番時計をマークしていません。1コースを信頼するか、それとも高配当狙いに徹するかの舟券の方向性を決める上で重要なデータになります。 尼崎の1号艇・1コースが勝つときに出やすい出目は124、123、132、134ですが、124を買い続ければ、収支がプラスになります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。