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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントを開催。9月2日は新潟県新潟市にあるBTS新潟で、同県出身の島倉都によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。
養成所試験で大変だったことは?
高校時代はカヌー部に所属していたんですが、カヌーは筋力が必要な競技なので筋肉を育てるためにご飯をたくさん食べていました。特に上半身はゴリラみたいになっていて(笑)。最後の試合を終えてから受験まで1ヶ月しかなかったので、体重を落とすことが一番しんどかったです。
ご飯をギュウギュウに詰めていたタッパーの中身が全部サラダになって、そこにうどんが1、2本入っているだけのお弁当とか、本当にきつかったですけど、家族も協力してヘルシーな食事に付き合ってくれたので乗り切れました。
宿舎ではどのような時間を過ごしていますか?
本を持ち込んで、ひとりで読んでいることが多いです。選手同士で誘い合ってお風呂やサウナに行くこともあります。私は減量よりも、汗をかいてすっきりするデトックスが目的で入っています。
目標とするレーススタイルはありますか?
握って行くレースが苦手なので、川井萌さんや清水愛海さんのような、握って攻める選手の動きを見て勉強しています。あとはレース中に逆転があった時に、その選手はどんな動作をしていたのか、どこを見ているのかを観察して、色々と考えるようになりました。
冬場はどこで練習しているのですか?
地元の桐生で練習しています。レースと違って練習中は長時間ボートに乗っているので、水しぶきが掛かったボートの中やカポックが凍って大変です(笑)。
最近はドローンやアクションカメラで様々な角度から撮影して、自分の姿勢やハンドルさばきを確認できるので、すごくありがたいですね。
レース期間中に落ち込んだ時の対処法は?
失敗した時に自分を責めすぎてしまう癖があるので、周りに誰もいないことを確認してから、「大丈夫、負けても死ぬわけじゃない」と自分を安心させるための言葉を声に出したり、大声で歌ってモチベーションを上げています。
待機行動中にお客さんから「みやこー!」って声援を送っていただいた時、緊張がほぐれたこともありました。
これから選手を目指す人にアドバイスをお願いします。
私は高校卒業のタイミングでボートレーサーを目指し始めましたが、小さい頃から絶対にボートレーサーになるという強い意志や、これだけは絶対に負けないという揺るがない自信を持っている方は、選手になってからも強くなれるので、メンタルが大切だと思います。強い心を持って挑戦してもらいたいです。
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九州を拠点に、若手選手に精通するスポーツ報知・井上泰宏記者。卓越した取材力を駆使し、選手の“素”を読者にお伝えする。
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ボートレース大村の攻略コラム。水面傾向やモーター情報、季節ごとの狙い目まで網羅します。
ボートレース児島の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
2011年より掲載していた現役レーサー西村美智子のブログがコラムコーナーにてリニューアル。
MC&リポーター濱野智紗都のコラム。24年9月号より「コラムのピット」にて連載開始。ボートレース強火オタクとして愛を持って発信。
ボートレース福岡の攻略コラム。水面傾向や風、季節ごとの狙い目まで網羅します。
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