野田彩加
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幼少期は白井英治選手の出待ちファン!/BTSながとイベントレポート・野田彩加

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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントを開催。8月29日は山口県長門市にあるBTSながとで、同県出身の野田彩加によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。

ボートレーサーになる事を告げた時、ご家族の反応はどうでしたか?

私の兄もボートレーサーを目指して養成所を何度か受検していたんですが、身長が高くなってしまって断念しました。レーサーになろうと思ったのは小学3年生の時だったんですけど、家族に伝えたのはその頃です。「お兄ちゃんの分まで、私がなるよ!」と言ったら、喜んでくれました。今でも兄が一番応援してくれます。

養成所での生活はどうでしたか?

めっちゃ厳しかったです。集団行動をしたことがなかったので、最初は生活のリズムを整える事が大変でした。家族や友達と会えないことが寂しくて毎日泣いていたんですけど、入ったからには「絶対に卒業する!」と心に決めていたので、何とか乗り切れました。

新人ボートレーサーはどんな仕事をするのですか?

集合時間の少し前にレース場へ入って、ボート架台やモーターを並べたり、先輩が着た服を洗濯所へ運んだりと、色々な準備作業をやるので、自分の事は後回しになりますね。 最初は大変ですけど、自分が練習をする時間を確保するために効率よく作業が出来るようになって、今では視野も広がったと実感しています。

レーサーになって良かったことは?

テレビで見ていた選手と会えたり、同じレースに出られた時はうれしかったです。両親は山口支部の選手を応援していて、小さい頃は一緒に白井英治選手の出待ちをしたこともありました。ご本人にはお伝えしたことはないですけど(笑)。当時からやっぱりオーラがありました。

師匠はどなたですか?

向井美鈴選手です。最初はお世話係として1年間ついていただいたんですけど、お願いしてそのまま師匠になっていただきました。向井さんは私がフライングして悔しそうにしていると、「悔やんでも意味はないから、試運転してきなさい」と背中を押してくれたり、的確に指導してくださいます。

ボートレーサーになるために必要なことを教えてください。

トレーニングはもちろんですが、養成所は学科の試験もあるので、様々なことに対応できるよう、備えておくことが大切です。大変ですが、ボートレーサーになるという強い気持ちがあれば大丈夫だと思います!

ボートレーサーを目指す方へ伝えたいことは?

頑張った分だけ結果が出て、収入の面でも夢のある職業だと思います。誰でも挑戦できますので、興味のある方は是非ボートレーサーを目指してください。