北村寧々
北村寧々

無知な私をひと目惚れさせたボートレースの魅力!/BTS前売場外おおむらイベントレポート・北村寧々

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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。8月19日は長崎県大村市にあるBTS前売場外おおむらで、同県出身の北村寧々によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。

ボートレーサーを目指した理由を教えてください。

進路に迷っていた時に、私の父がボートレーサーを勧めてくれました。その時はボートレースについて全く知りませんでした。ただ、ボートレース大村のことは知っていたので、まずは行ってみたんです。そうしたらレースをしている姿がかカッコいいし、楽しそうだなと思って一瞬で魅力に惹かれました。

養成所時代の思い出は?

とても厳しかったです。毎朝ブザーで起きて、1分もしない間に訓練の準備をしていました。授業も整備や学科、操縦など本当にたくさんありました。徳育という、デビューしてインタビューを受けた際の対応ができるための授業もありました。
自分が思っていたよりも、様々な訓練がありましたね。実際にボートに初めて乗ったのは入所してから2~3か月後でした。

初めてボートに乗ったときはどのような感じでしたか?

全く乗れなくて、自分でも「大丈夫かな~?」って思いました(笑)。レバーとハンドルの切り方のバランスが難しくて、どうやってターンするのかが全く想像できませんでした。そんな状態からのスタートだったので、無事に卒業ができて良かったです。

21年5月にデビューして2年が経過。最近の調子はどうですか?

リズムが良くなってきました。常にレースのことを考えていて「もっとこうしたら良くなる」とか、練習やレース後のリプレーを見ながら課題を修正できているのが、結果が出てきている要因だと思います。デビューの時と比べて6着が少なくなりました。その辺は成長できていると思います。スタートが安定すればA2も狙えますし、やるからにはA1とかトップを目指して頑張ります。

好きなレース場や苦手なレース場はありますか?

24場全部をまだ走っていないのですが、やっぱり地元のボートレース大村が好きです。出走数も一番多いですしね。あとは下関が好きです。スタートがスローでもダッシュでも、個人的には合わせやすい感覚。どちらかというと海水のレース場の方が好きかもしれません。

最後にこれからボートレーサーを目指す方へメッセージをお願いします。

ボートレーサーは年齢制限がありますけど、中卒でも高卒でも誰でも受けられる職業。興味があれば1回でも良いので、ぜひ試験を受けてチャレンジをしてもらいたいです。