ボート不毛の地・北海道から一発合格!/BTS旭川イベントレポート・村上宗太郎
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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。8月19日は北海道旭川市にあるBTS旭川で、北海道出身の村上宗太郎によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。
レーサーを目指したきかっけは?
中学1年生の時に初めてボートレースを見て、いいなと思ったんです。父がばんえい競馬の騎手だったので、その道も考えましたが、水面を走るボートのスピード感がかっこよくて惹かれました。
養成所を受験したのは高校2年の時。一回目で受かって、合格通知が来た時は人生で一番嬉しかったです。両親も喜んでいました。
養成所の生活はどうでしたか?
携帯電話が使えないので、友人と連絡が取れないことがちょっと不安でした。両親とは公衆電話や、それまで書いたことがなかった手紙でやり取りしていたけど、孤独を感じましたね。1年間がんばれたのは、128期の同期のみんなと支え合えたからだと思います。自分は年齢が下の方だったので、優しくしてもらいました。みんなで夜にアイスを食べることが一番の楽しみで、思い出に残っています。
初めて1着を取ったのは?
デビューして7ヶ月後くらいのボートレース江戸川です。初めて4コースに入ったので張り切っていて、スタートした瞬間に「行けるな」って確信しました。
師匠はいますか?
福来剛さんに面倒を見てもらっています。デビューした頃からお世話になっていたんですけど、正式に師匠になっていただいたのは最近です。福来さんは5コースからのまくり差しとか凄くて、自分も出来るようになりたいと思ってお願いしました。優しすぎるくらい優しい方なので、師匠になっていただけて良かったです。
ボートレーサーの魅力は?
自分を応援してくれるお客様と、レースの喜びや悔しさを共有できることが一番の魅力だと思います。いただいた賞金は、東京支部にいる同期と飲みに行って使うことが多いですね。
プライベートではどんなことをしていますか?
基本的には寝ているんですけど、最近は同期にゴルフを始めさせられました。ちょっと強引に始めるぞ!と言われて、道具も一式揃えて、始めざるを得ない状況に…(笑)。
ボートレーサーを目指す人へメッセージをお願いします。
自分の頑張り次第でいくらでも稼げるので、夢のある仕事です。北海道出身のレーサーが増えると自分も嬉しいので、ぜひ目指してください。