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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。8月17日は長崎県北松浦郡にあるBTS長崎佐々で、同県出身の北村寧々によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。
ボートレーサーを目指したきっかけは?
進路に迷っていた17、18歳くらいの時に、父に勧められました。ボートレースに関しては全く知らなかったのですが、父の言葉をきっかけに興味が沸いて、ボートレース場に行ってみたら、面白そうだなと思いました。
ボートレーサーになるための準備はしましたか?
1次試験の学科が高校入試レベルだったので、高校入試のための本を買ってひたすら勉強しました。また、ジムに通ってマンツーマンで自分の必要な筋肉などを伝えて、試験の科目に適したトレーニングをしました。家の周りを走ったりなど、自主トレーニングもしていました。
ボートレーサーのイメージは?
父の勧めだったものの、母は危険な職業だと少し心配していました。ボートレーサーになるの自体が大変だと思っていて、イメージ通り今までの20年間で一番頑張った濃い時間でした。
師匠はどのように決めましたか?
師匠は長崎支部の宮本夏樹選手です。好きな人にお願いするんですが、長崎支部は地区が分かれていて、私は雲仙出身なのですが、島原・雲仙地区というのはなく、諫早地区に入ります。宮本さんも同じ諫早地区で、私のデビュー節からとても良くしてくれて、共通点も多く、距離感が縮まってお願いしました。すごく優しくて、怒られることはほとんどないのですが、怒られると成績がガクッと下がるので、褒めて下さいとお願いしてます(笑)。それもあって仕方なく褒めてもらってる感じです(笑)。
勝負メシやゲン担ぎ、ルーティーンは?
好きな食べ物はお肉で焼肉が大好きで、好き嫌いはありません。勝負メシはこってりしたラーメンです。
ゲン担ぎもルーティンも特にありません。あんまり考えすぎると良くない人間なのかなと思ってます。
今後の目標は?
スローコースで着を落とさずに勝率をあげて、まずはA級に上がることです。大きな目標としては記念レーサーになることです。
これからボートレーサーを目指す方へメッセージを。
ボートレーサーは年齢制限がありますが、職業的には中卒でも高卒でも受けれるので 誰にでもなれるチャンスはあると思います。私も実際やりたいことが無くて、ボートレーサーという職業に出会い、かっこいいな、やってみようかなと思って、運動や勉強を頑張りました。興味があったら、試験を受けてほしいなと思います。
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