高橋竜矢
高橋竜矢

高3にして初めての塾は、中学レベルを猛勉強!/BTS呉イベントレポート・高橋竜矢

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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。8月9日は広島県呉市にあるBTS呉で、同県出身の高橋竜矢によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。

ボートレーサーになるために努力したこと

1度目の試験は、受かれば良いなくらいの軽い気持ちで受けましたが、学科試験がすごく難しくて落ちてしまいました。小学生から高校3年生までサッカーをやっていたので、体力には自身があったのですが、勉強が足りずに落ちてしまったことが悔しくて、勉強塾に通いました。塾では、ボートレーサーを目指すためという理由を説明し、高校の授業ではなく中学までの勉強を教えてもらっていました。

デビュー戦を振り返って

「これがプロか」と、めちゃくちゃ緊張して手が震えていたことを覚えています。
自分のオッズが見れるので、養成所のころとは違い、お金が賭けられていることに緊張しました。勝ちたい気持ちはもちろんありましたが、とにかく無事故で完走しようと無我夢中でした。

ライバル、負けたくない選手

誰にも負けたくないですが、しいて挙げるとしたら同期の澤田尚也選手。養成所時代、澤田選手は勝率が7.00くらいあって養成所チャンプ。僕は勝率が4.5ほどでした。意識し始めたのはデビューしてからです。SGは先に出場したいと思っていたので良かったです。(10月のダービーに121期としては初出場)。

憧れの選手

茅原悠紀選手や毒島誠選手、馬場貴也選手のターンはレースを見ていつも勉強させてもらってます。舳先を浮かすだけで1艇身から2艇身くらいは差が出るので、浮かすタイミングや手前の掛かり方などを見ています。

直近の目標と課題

GⅡ以上の記念レースで優勝したいです。地区選や周年に出場した時、周りの選手がみんな上手いので、ついていけるようにという焦りがありました。そのようなメンタルの部分が足りないと感じています。

休日の過ごし方

買い物をしています。ストレス発散のためにいろんなものを一気に買ったりします。お金は使わないと回ってこない気がするので、割と使う方です(笑)。
休みは家族と過ごしますが、この仕事をしていると時が経つのが早いので、子供の成長も早いです。子供の成長を見ていると、自分も成長しないといけないなと思います。

ボートレーサーになっていなかったら

消防士ですかね。中学生のころまでは目指していたので。消防士になっている未来もあったのかもしれませんが、ボートレーサーになって本当に良かったと思っています。今が楽しいですし、稼ぎもいいので。

ボートレーサーを目指す方へ

「継続は力なり」という言葉がありますが、自分の足りないところを早く見つけて、それを克服していく。努力し続けることが一番大事だと思います。なので努力して頑張って下さい。諦めさえしなければ、いつか必ず実ると思っているので、自分が決めたことをやり通してほしいです。

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