実はレース中、叫んでます /BTSオラレ刈羽イベントレポート・島倉都
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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。8月2日は新潟県刈羽郡にあるBTSオラレ刈羽で、同県出身の島倉都によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。
ボートレーサーを目指すと決めたときの家族の反応は?
母や祖母は心配していました。父は熱血タイプなのですごく後押しをしてくれましたね。デビューしてからは、家族はもちろん、友達も応援してくれています。養成所の厳しい訓練を頑張れたのは、両親や友人との文通や週1回の電話が支えになったからでした。
今後はどのような選手になっていきたいですか?
攻めるスタイルを目指していきたい。まくるレースや狙ったところに入るターンができるように練習しています。レースでは攻めるべきところで攻めることができない。性格が出るんですかね。現状は先輩から「守りに入っている」とよく指摘されますし、「おばちゃんターン」って言われます(笑)。
レース前や走っている時、どんなことを考えていますか?
レース前は出走表を見て「この選手はこう出てくるな」とかいろいろイメージしています。でも、あまり入り込むと緊張するので考えすぎないように、心を落ち着けて集中しています。走っている時は、実は結構叫んだりも(笑)。聞こえていないと思いますが、一緒に走っている選手に「そこは走らないで!!」とか、大声を出しています。ゴール後は、着が良くても悪くても、リプレイを見ながら反省します。
ファンが応援する姿は水面から見えるんですか?
はい、見えています。レース場によっては顔も分かりますし、声も聞こえますよ。私が好きなオレンジ色で、応援幕を作ってくれているファンの方もいるので、レース場にいないか探しちゃいますね。厳しい世界ですが、続けられるのはファンの方の応援が大きいです。せっかくなることができたレーサーでしすし、仕事に夢中という感じです。結婚してもずっと続けたいと思っています。
レーサーになるために重要なことは?
体力も大事ですが、コミュニケーション能力も重要。例えばプロペラ調整や整備で、先輩や整備士さんにアドバイスをもらうことがあります。あとはメンタル。私もいつかA級に上がりたいという大きな目標があるので、課題を克服していきたいです。皆さんも目標に向かって頑張ってください。