高橋竜矢
高橋竜矢

出会いは山口剛の実家の焼肉店!/BTS安芸高田イベントレポート・高橋竜矢

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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。8月8日は広島県安芸高田市にあるBTS安芸高田で、高橋竜矢のトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。

ボートレーサーを目指したきっかけは?

高校1年生の時、アルバイトをしていたんですけど、それが山口剛選手の実家の焼肉店でした。当時、ボートレースのことは知らなかったんですが、店長をしている山口さんの弟さんにレース場へ連れて行ってもらって、レーサーを目指そうと思いました。

学生時代は何かスポーツをしていたんですか?

サッカーをやっていました。でも走るのが嫌いで、試合に出ても15分とかでバテていました。それでスポーツ選手は無理だなと。

養成所での思い出は?

初めて乗艇した時、見た目と全然違って「何!この乗り物!」と思いました。でも、操縦するのが凄く楽しかったし、上手くなって褒められると自信がついて、どんどん楽しくなっていきました。

1番印象に残っているレースは?

びわこで初優出したレースです(2020年5月)。エンジンが全然良くなかったんですけど、滋賀支部の是澤孝宏さんにアドバイスをいただいて、整備をしたら優出できたんです。 それまであまり整備を重視してなくて、旋回力で勝負だと思っていましたが、整備で全く別物になるとわかって、考え方が変わりました。

高橋選手が思う、ボートレーサーに必要なこととは?

決断力です。例えば、自分がスタートで先行して締めにいく時に、迷って手が止まると先に回られてしまうので、行くと決めたら行く、行かないと決めたらまくり差しなどいち早く決断することが大事。あと、体重。減量もめちゃくちゃ頑張りました。サッカーをやっていた時は58kgあったのですが、51kgまで減量して受験しました。食事は野菜とかおでんを食べて、勉強もして、夜に走って体力を付けることが日課でした。それを一年以上は続けたと思います。

緊張に強いタイプですか?

程よい緊張だといいのですが、手が震え始めたらダメになります。最近だと宮島のGI準優勝戦は、手が震えましたね。そんな時は、深呼吸して、ぼーっと風を見ながらスタートのことだけ考えるようにしています。

ボートレーサーを目指す方へメッセージを。

“継続は力なり”というように、できるまで努力し続けることが1番の近道です。とにかく、自分に足りないことを早く見つけて、それをこなしていくことが成功への道じゃないかなと思います。お金も稼げますし、勝った時は快感です。誰でも挑戦できるので、是非頑張ってみてほしいなと思います。

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