佐藤右京
佐藤右京

乗艇にプロペラに日々精進/BTS大郷イベントレポート・佐藤右京

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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。7月30日は宮城県黒川郡大郷町にあるBTS大郷で、同県出身の佐藤右京によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。

支部の先輩で優しい人、怖い人はいますか?

怖い先輩は秘密ですが、基本的に東京支部の皆さんは優しいです。自分がレース中にミスをした時にも「気にするなよ」と声を掛けて下さったり、斡旋の際の宿舎では同支部の先輩と同じ部屋になるのですが、優しくして下さる方ばかりです。

レース会場までの移動は1人ですか?

自分はまだ仙台に住んでいるので1人の時もありますが、基本は同じ支部の先輩と2、3人で移動しています。新人なので、初めて行くレース場や遠いレース場だと先輩に行き方を尋ねます。そうすると先輩の方から「一緒に行くか」と誘っていただけるのでご一緒させていただきます。

初めてボートに乗った時の感想はどうでしたか?

風の影響がすごくある事に驚きました。横風があると自分はまっすぐ走っていると思っても、風に流されてまっすぐ走れないです。ターンをする際は風があるとボートが暴れ浮くことがあります。浮いた隙間に風が入るのでひたすら前を抑えたり、サイドを外さないようにボートの横を蹴ったりしてます。自分はデビューして3場(多摩川、桐生、平和島)しか走ってないのですが、各レース場によっても全然違います。特に平和島は周りに建物が多くて、ビルの隙間からの風やスタンドに当たって跳ね返った風などもあるので難しいです。

休日は何をして過ごしますか?

私はまだデビューしてまもないので、レースが月に1、2回しかないので、休日は多いです。その時間を練習に使っています。地元のレース場を使用するので、東京支部の場合は多摩川や平和島です。ボートの操作性や乗艇姿勢など意識して、安定させて走れるように練習しています。ボートに乗れない時はプロペラの叩き方などを練習しています。デビューしたての頃は全然プロペラのことが分からないので、ベテランの選手に叩き方などを教えていただきながら日々勉強しています。 完全オフの日は家でゴロゴロとゆっくり過ごしてます。ゲームなんかをしてリフレッシュしてます。

養成所での思い出は?

唯一の休みが日曜日で毎週、仲間とサッカーをしていました。翌日の月曜日の掃除の時に筋肉痛になっていたりしたのが、楽しい思い出ですね(笑)。

養成所の頃とデビューしてからの変化は?

プロになってからの方が忙しいです。養成所だと自分のことがメインで、今は先輩方の手伝いなども多いので。 デビューしてから気を付けていることは体重管理です。自分はレーサーとしては身長がある方なのでより注意するようになりました。

これからの意気込み、メッセージをお願いします。

いろんなレースに出て、今は楽しんで仕事ができています。着順が取れれば賞金も頂けますし、活躍したいと思っているので応援よろしくお願いします

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