鹿島敏弘
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「青森のレーサーが増えたら嬉しい」鹿島敏弘/BTSなんぶイベントレポート

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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。7月15日は青森県三戸郡南部町にあるBTSなんぶで、同県出身の鹿島敏弘によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。

験担ぎなどはありますか?

レース場に行く前は、自宅の近くの神社にお参りへ行きます。帰って来てからも結果に関係なく無事帰って来れたことを報告しています。お参りすることで、良かった時も悪かった時も気持ちをリセットして、次のレースに行くようにしています。

ボートレーサー以外の道は考えましたか?

高校生の頃は陸上部で駅伝をやっていたので、大学に行きたいなとは思っていました。けど、その後の仕事については考えたことが無くて、そんな頃にボートレースを知って、これを職業にしたいと思いました。自衛隊にも1年いましたが、やはりボートレーサーになりたくて受験をしました。

思い出に残るレースはありますか?

初めて1着を獲った時です。なかなか1着が取れずにモヤモヤしていた時でしたが、2007年の多摩川でやっと1着が獲れて凄く嬉しかったです。次も1着を獲って連勝したんですけど、その時に初めて選抜戦に乗れて、それで気分が凄く盛り上がってました(笑)。

青森県代表としてボートレース甲子園に出場して、A級レーサーと戦ってどうでしたか?

走るからには勝ちたいですし、乗り物はみんな一緒なので、気持ちやテクニックで負けない様にがんばりました。記念級の選手が試運転をいっぱいして、整備も妥協をせずにやってる姿を見て勉強になりますし、いい刺激にもなりました。
青森代表ということで沢山の方から応援していただけた事も嬉しかったです。開会式のコメントでは青森の方言を存分に出していいと言われていたので、方言を交えて話すように前々から考えていました。

これからレーサーを目指す方へのメッセージをおねがいします。

僕もそうだったんですが、ボートレースを全く知らなくてもレーサーを目指せますし、青森の選手が増えたら嬉しいです。
青森に住んだままでも選手にはなれるので、身内の方に是非、勧めていただきたいです。

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