石原凪紗
石原凪紗

「色々な事ができるようになると達成感があって楽しい」石原凪紗/BTS養老イベントレポート

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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催されている。13日は岐阜県養老町にあるBTS養老で、同県出身の石原凪紗によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。

何故レーサーになろうと思いましたか?

中学生の時、両親にボートレース場に連れて行ってもらって、その時に見たのが峰竜太選手が5コースから1着をとったグランプリのレースでした。そのレースを見て、凄いカッコいいと魅了されて、そこからボートレースを知りました。レーサーについては、この時はこういう仕事もあるんだって思っていたくらいだったんですが、常滑や蒲郡など本場へ見に行くうちに、映像で見るのと生で見るのは全然違って。実際に見た方がモーター音などがよりかっこ良く感じて、私もレーサーになりたいと思いました。

レーサーになる前は何をしていましたか?

小学生1年生の時から高校までバドミントンをやっていて、小学校、中学校の時には東海大会まで行きました。ただ、その先はやりたい事とか、なりたいものとかが無くて困っていた中学生の時に、峰選手のレースを見たのがきっかけでボートレーサーを目指すようになりました。
養成所に入る時に試験があるから、少しでも合格しやすいようにスポーツ推薦での入所を目指して、その為にもう少しバドミントンを頑張ろうと、高校でも続けていました。

レーサーの魅力とは?

バドミントンは男女別の試合しかないんですけど、ボートレースは男女関係なくレースできるのが良いところだと思います。あと、頑張った分だけ結果がついてきて、賞金もいただけるので、良い職業だと思います(笑)。
全然、レースとか上手に出来ないことの方が多いですけど、そのぶん勉強できることもいっぱいある。色々な事を吸収して、練習に行った時に少しでも出来るようになっていると達成感があって凄く楽しいです。

自分なりの験担ぎなどはありますか?

レース前のルーティーンなんですが、ボートに乗る前に長めに敬礼をしながら無事故完走とか、師匠の吉田慎二郎選手に向けて理想のレースを出来るように頑張りますと心の中で言っています。その後にコックをあけて燃料確認して、エンジンをかけます。

今後の目標を教えてください

同期もみんな頑張っているので、1日でも早く水神祭ができたらいいなと思います。少し焦ってはいますけど、デビュー時に比べると自分のレースが出来ているので、自分のペースで頑張ろうと思っています。
ボートレーサーになったからには、大分かかったとしてもグランプリを目指して一生懸命がんばりたい。ファンの皆さんに貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

これからレーサーを目指す方へのメッセージをお願いします

ボートレースはみんなゼロからのスタートラインで、男女関係なく戦える、凄く魅力のある仕事だと思います。一番はボートレースが好きという気持ちが大事なので、その気持ちを忘れずに、ボートレーサーになる為に頑張ってほしいです。
あと、岐阜県の女子は私一人で全体でも5人と少ないので、岐阜県の選手が増えたら嬉しいですね。

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