「空手アジアチャンピオンから夢のレーサーの道へ」野田彩加/ BTS山口あじすイベントレポート

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6月17日から全国のボートレースチケットショップ(BTS)で現役レーサーによるトークショーイベントが開催される。18日は山口県山口市にあるBTS山口あじすで、同県出身の野田彩加によるトークショーが行われた。本記事ではイベントの様子をお届けする。

何故レーサーになろうと思いましたか?

小学校3年生くらいときに、両親がボートが好きということもあって、下関にレースを見に行ったのがきっかけ。その時は混合戦だったんですけどボートの迫力も感じましたし、選手も格好良く見えました。レースを生で見て、魅力に惹かれました。

レーサーになる前は何をしていましたか?

空手を頑張っていました。兄がやっていて、その迎えに親と一緒に行くうちに、気付いたら自分も始めていた。
学校が終わってから練習したりと、ずっと空手漬け。目標が全国大会を優勝することで日本でもアジアでもチャンピオンになれました。それが達成できたので、次の夢であるレーサーの道に進みました。

養成所時代はどのように過ごしていましたか?

まず、中3の頃から養成所に入る前に一年ぐらいかけて、10キロぐらい減量をがんばりました。集団生活もしたことなかったし、毎日が必死。生活環境に慣れるのが大変でした。ホームシックにもなりましたけど、同期とも仲良くなってみんなで励まし合いながら頑張りました。ずっとレーサーになりたかったので、辞めたいと思ったことは一度もなかったです。
楽しい思い出は、同期でテレビをゆっくり見たりする何気ない時間。あとは、月1回の外出日を楽しみに毎日頑張っていました(笑)。

レーサーになって良かったことは?

無観客開催で少し寂しい感じで、いつもの練習みたいな雰囲気だったんですけど、やっぱり緊張はしました。でも、無事故完走できてホッとしました。(最年少レーサーということで注目されていたが)自分の中ではプレッシャーは全然なかったです。
レーサーになって良かったことは、自分が頑張れば結果が出る。ダメな時でも努力すれば結果がついてくるので、やり甲斐があります。

プライベートはどんな生活?

練習だったり、趣味が買い物で、服とか化粧品を買いに行きます。服は特にこだわりとかはないですけど、流行っている服は似合う似合わないは別として、すぐに欲しくなっちゃいます。

これからレーサーを目指す方へのメッセージ

みんなスタートラインは一緒です。誰でも目指せるし、誰でも頑張れば受かると思っています。選手になれればその中では頑張れると思うので、まずは受かるまでが大事。気持ち次第だと思うので頑張ってください!

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