2月は地区選の季節、舟券は風を読め-3

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●びわこ・近畿地区選手権(2月12日~17日)

走りやすい季節で1コースが有利

コース 1着率 2着率 3着率

1コース 57.3% 20.0% 8.7%

2コース 16.9% 29.5% 17.4%

3コース 11.5% 17.3% 23.7%

4コース 8.7% 18.1% 19.8%

5コース 3.4% 10.9% 17.4%

6コース 3.0% 5.1% 13.9%

びわこの水位が-60㎝まで下がっていましたが、雪が降ったこともあって標準水位に戻っています。2月になると水位が下がり、波立つこともありません。地区選の期間は、季節風をスタンドが遮ってくれるため、1年を通じて一番走りやすい季節です。過去2年間の無風時のデータでは、通常より1、2コースが強くなってます。SG級の選手が1号艇をもらうレースでは、素直に1号艇からの舟券を組み立ててください。

※集計BoatAdviser びわこボート過去2年間 無風

・狙い目 ①②③、①③②、①②④、①④②、①③④

・近況好調機 58、48、47号機

●下関・中国地区選手権(2月13日~18日)

弱い向風で1コースが強い

コース 1着率 2着率 3着率

1コース 58.7% 15.8% 9.4%

2コース 11.3% 27.5% 19.7%

3コース 11.5% 23.4% 20.2%

4コース 11.0% 17.5% 19.6%

5コース 6.7% 11.2% 19.0%

6コース 1.9% 5.7% 13.3%

※集計BoatAdviser 下関ボート過去2年間 向風1~5m

下関は海水のレース場ですが、防波堤を改良したことで、ほぼ水位が一定になるようになっています。満潮、干潮をJLCで公表していますが、必要のないデータです。地区選の時は弱い向風が吹く程度で、風がレースに影響するようなことはありません。1コースの強いレースでは外枠を2、3着で受けることです。特に①②③、①②④に人気が集まっていれば舟券を散らしてください。走りやすい水面で外枠のまくり差しが決まります。

・狙い目 ①②③、①②④、①③②、①④②、①③④

・近況好調機 54、68、59号機

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。