~四国地区選、九州地区選優勝戦展望~

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片岡雅裕

初のモーニングGI開催で沸いたBOATRACE鳴門のGI「第65回四国地区選手権競走」、そして強豪必至のBOATRACE福岡のGI「第68回九州地区選手権」。そして、四国地区選が初日(5日)に中止順延した影響で、いずれも明日(11日)優勝戦が行われます。

さて、今年もやります!!私・小林アナの地区選手権の優勝戦展望をお送りします。

まずは、BOATRACE鳴門のGI「第65回四国地区選手権競走」の優勝戦展望です。優勝戦のメンバーは、①片岡雅裕中村日向市橋卓士山田祐也興津藍田村隆信。田村選手の回り込みが必至で、162/345・156/234・123456(全艇スロー)といった色々な進入予想が出てきます。

シリーズを通して、安定した成績を残した片岡選手にとって、かなり厳しい状況に置かれることになりますが、好パワーを武器に先行策を繰り出すのが、私の本線の軸です。相手は、苦しみながらも2着で準優をクリアした山田選手。したがって、本線は1-4=流の8点。穴は、山田選手の一撃を期待して、4-1-流・4-3-流の8点を押さえます。

続いて、GI「第68回九州地区選手権」の優勝戦展望です。優勝戦のメンバーは、①長野壮志郎前田将太枝尾賢羽野直也益田啓司⑥里岡佑貴。予選首位通過の長野選手が、準優勝戦も順当に勝ち上がり、GI初制覇にリーチをかけました。

機力面の実績も問題なく、ここは他を寄せ付けない圧勝劇でケリをつけるというのが、私の読みです。そして、相手は外枠だからこそ、狙い目になる益田選手。的確なハンドルワークから、混戦を抜け出す1番手として私はピックアップします。フォーカスはズバリ!!1-5=流の8点勝負です。

なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、BOATRACE桐生のGI「第67回関東地区選手権競走」の優勝戦展望をお送りします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。