2月は地区選 季節風が吹くと大荒れの予感-1

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

2月は地区選の季節です。地区選で優勝すれば、3月大村で開催されるSGクラシックに出場できます。地区選の傾向として、過去で複数回優勝している選手が多く、実力差の大きなGIです。地区によっても選手のレベルに格差があり、選手層の薄い地区ぼと複数回優勝する選手が出ています。

もう一つの特徴は、季節風の関係です。持ち回り開催になっているので、季節風の影響を受けやすいレース場だと、地元選手の活躍が目立ちます。

●鳴門・四国地区選(2月5日~10日)

追風が吹けば2コースが活躍する

進入 1着率 2着率 3着率

1コース 47.0% 23.1% 10.0%

2コース 21.0% 24.9% 17.6%

3コース 13.4% 16.7% 18.8%

4コース 11.5% 18.9% 21.1%

5コース 7.4% 11.1% 18.0%

6コース 1.6% 7.2% 17.0%

※集計BoatAdviser 鳴門ボート過去2年間 追風6~10m

鳴門ボートは鳴門海峡ではなく、小鳴門峡にあります。この海峡が冬場の風の通り道になり、強い追い風が競走水面を吹き抜けます。防風ネットなどの風対策を施しているといっても、1マークはかなり波立ちます。波立つとターンで流れる選手も増えてきます。差しが有利になってきます。データでは、1コース1着率が3%落ち、2コースの1着率が平均値よりも5%も高くなっています。当然のように2コースの2着率も高くなっています。

・狙い目 ②①③、②①④、②①⑤、②④③,②①⑥

・近況好調機 31、75、51号機

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。