~実況アナの穴目八目~

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今井美亜

伝統の女王のタイトルを目指すBOATRACE蒲郡のプレミアムGI「第33回レディースチャンピオン」は、準優勝戦に駒を進めた18選手が決まりました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、明日(11日)行われる私・小林アナのレディースチャンピオン準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優・第9レースの展望です。メンバーは、①今井美亜大瀧明日香原田佑実津田裕絵落合直子中谷朋子。進入は、中谷選手の動向に?がつきますが、おそらく、進入は枠なりの123/456になると予想します。

さて、予選最終日の再現を狙う絶好枠の今井選手。とにかく、機力良好なときのイン戦は絶対的な強さを誇ります。むしろ、隣のコースで差し構えになるだろう大瀧選手が、優出争いに加われる!?に尽きます。また、津田選手がカドになると攻め一手に絞るので、落合選手や中谷選手の浮上は十分に可能になります。

それでは、準優・9レースのフォーカスです。1-2-56と1-4-56の4点に、押さえに1-5-流と1-6-流しの8点を加えます。

次に、準優・10レースです。メンバーは、①田口節子藤原菜希遠藤エミ廣中智紗衣山川美由紀高田ひかる。予選3日目の最終レースで大山千広選手のまくりに屈し、悔しさを味わった田口選手が、予選のラストでカドまくりを炸裂させ、雪辱を果たしました。

今の田口選手を見ると、三国・多摩川とレディースチャンピオン連覇した頃の鋭い眼差しが蘇ってきたのではないか!!と、私は感じています。予選での失敗を糧にしているので、ここは不動の本命に推すしかありません。9レースと同様に、このレースも相手探しの狙い目となってきます。予選ラストの遠藤選手の転覆は、機力面への影響が気になるものの、2着争いの主軸に置きたいです。また、廣中選手の自在性も遠藤選手と同様に侮れません。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。